2013年05月09日

SINANO ヘリノックスLBB-120

今回紹介するのは、SINANOの「ヘリノックスLBB-120」です。2本組のトレッキングポールです。普通はストックと呼んだりします。



以前グイデッティのストックについて書いたときに「安いから買った」と書いたように、実はストックについてはそんなにこだわりがありませんでした。理由は簡単で、一番最初に買ったストックが安いやつで、ストックというのは安い装備だと思っていたから(店員のオジサンお勧め製品)。神保町のさかいやで買ったのですが、確か3000円しなかったと思います。1980円だったような・・・。

なので、ストックなんてのは伸び縮みして頑丈で安ければなんでもいいと思ってたんですよ。むしろ、ストックに2万円?なんで?!なんて思ってました。意味わからん、と。

で、最初に買ったストックが6年くらいで壊れて、次に買ったのがグイデッティのストック。これは重くて、真冬に雪山で使ったらちょっと使いにくいんですね。

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まず、真冬だとストック自体に薄く氷が着くのか、ちゃんと固定できない事がありました。使ってると長さが勝手に変わって短くなったりしますのでちょっと危ないです。次に、ウリである手元の伸縮ボタン。僕はストックのグリップを上から手の平で包むように持つ事が多いのですが、そのせいかロックが外れてしまうことが多いのです。なので伸縮ボタンが押されてやはり長さが変わっちゃうことがあると。

真冬以外で伸縮ボタンのロックに注意して使えばそれなりに便利なストックではあるのですが、ちょっと重くて収納しても長いのが気になります。安い物には理由があるのかなーなんて思った訳です。

そこで、以前から2本組のストックが欲しかったのでLBB-120を買ってみました。樂天アフィリエイトのポイントも溜まってましたしw。

選んだ理由

選んだ理由は、1.収納時の短さ。2.カーボン以外で軽い。3.色が綺麗。4.操作しやすそう。5.LEKIじゃない。の5つです。

2と5は説明が必要でしょうか。カーボンって傷が付いて折れるとバラバラになっちゃうとか聞きまして。軽いのは良いけどバラバラは困るなと思って避けました。最近のは改良されてるかも知れませんが、イメージとして。5はLEKIのストックを持ってる人が多くて山小屋などで間違われそうだから。こういう、休息時にその辺に置き去りにする装備はマイナーな物が好きなのです。

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2本組で定価は16,800円。たまたまセールだったのか14,280円で、更にポイント10倍で1,420ポイント。実質12,860円で更に溜まってたポイントを使ったので7,000円弱で買えました。

袋付き、縮めるとコンパクト

袋が付いているので大きめのザックなら中に仕舞うことも出来ます。

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ただ、袋の方がストック自体よりちょっと長いので却って邪魔に感じるかも知れません。というか、僕は袋要らないんじゃないかって気がしてますw。そう、このストック、縮めると51cmしかないんですよ。グイデッティのと比べるとこんな具合です。

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コード式を除く、伸縮式のストックは大体60cmくらいはあります。51cmになるLBB-120はかなり短くなるストックと言えます。なお、コード式の折りたたみストックは30cm台ですので本当に短いのが欲しいならそっちを選ぶべきかと思います。




ストラップは調整しやすい

ストラップの長さは、ストックから出ている端を引っ張ると簡単に調整出来ます。

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ただ、ヘリノックスはエアークッションストラップを全機種装備って事になっていますが、LBB-120のストラップはエアークッションじゃないような気がします。なんか普通にフエルトみたいなのが貼られてるだけだし。

グリップは細めでヘッドも小さめ。手が小さい女性に良さそうです。個人的な好みとしてはヘッドがもっと大きい方が握りやすそうです。が、きっと軽量化とトレードオフなので小さめになってるのでしょう。


長さ調節は簡単

長さを調節する場合は、1段目のレバーを起こして伸ばすだけ。2段目と3段目はストッパーがはまる長さまで伸ばしきります。

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レバーを倒せば長さが固定されます。2段目と3段目は伸ばし切る以外に固定できないので、調整出来るのは1段目だけ。なので、長さ調節的には101cm〜120cmとなっています。あんまり短くして使う事は出来ません。

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伸ばすとこんな感じ。120cmあれば問題無いかと思います。ストックって最大まで伸ばして使ったこと無いですし。

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このストックは縮めるときが簡単です。レバーを起こして、

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下に押し込むだけ。一瞬で収納できてしまいます。

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丈夫な素材で出来てます

素材はTH-72Mという超高力アルミだそうです。テントポールメーカーとして有名らしい韓国のDAC社製。強度を損なうことなく極限まで薄く作られているとのこと。そのおかげか1本の重さは232g(公称は215gですがおそらくストラップを抜いた重さです)。

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先端はタングステンチップが付いていますが、雪山以外ではゴムのカバーを付けましょう。登山道をストックで掘り返すとよくありません。

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なお、スノーバスケット(PB-HX80)は組で1050円。新宿の好日山荘で買ってきました。

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家に帰ってきてから気付いたのですが、裏側に対応機種として「GL-135 SA GL-135 DL-135」とだけ書かれていました。ヘリノックスのWebサイトでは「Causeway, Ridgeline用」と書かれていますが、上記3機種は「Causeway」なんですね。RidgelineであるLBB-120は対応機種から抜けてます。

げ、と思いつつも開封して3シーズン用のバスケットを外して付けてみました。

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問題無く装着できました。あー、良かった。これで残雪期の山に持っていけます。

まとめ

ツエルトを張るのにストック的な物が2本あったらいいなーとか、普段は1本しか使わないけどダブルストックもいいなーとか、妻と登る時に1本貸そうかなーとか、軽いストックが欲しいなーとか、そういった理由で買ってみました。ストックに1万円以上出すの?なんて思っていた頃もありましたが、実際に手にしてみると良い物だなという雰囲気があります。青い色も綺麗ですし、大事に使っていこうかと思います。


そうそう、安いのもあります

僕は収納時の短さと色、信頼性、操作のしやすさからLBB-120を選びました。が、モンベルのアルパイン カーボンポールなど軽さで見ればもっと軽い物や、モンベルではありませんがカーボン製で低価格のストックも色々あります。



レビューも悪くないですし、ちょっと富士山に登って後は山登りを続けるか判らないなんて人はこういうストックを使ってみても良いかもしれません(実物を見たことがないので品質はわかりませんが)。

富士登山で金剛杖を持つ人けっこういますが、あんな重くて長くて邪魔な木の棒を持ってよく登るなぁと思います。焼き印もいちいちお金払わなきゃで面倒くさいし。家のどこに仕舞うのかと。悪い事言わないから普通に登山用のストックを持って登りなさいって思います。


追記:山で使ってきました

燕岳に登る機会があったので使ってみました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-298855.html

まず軽さ。今まで使っていたグイデッティの半分程度の重さなので、やっぱり軽い(LEKIのストックと同程度とお考え下さい)。短くなるので持ち運びも楽でした。軽いので2本持っていってダブルストックで使いましたが、雪山でのダブルストックって楽ですね。体がグイグイ進みます。

操作はレバーを起こして長さを変えるだけなので簡単で速攻でした。なかなか良い物です。ガタツキもなく、力を込めてもたわむ事もありません。安心して使える剛性があります。

101cm未満の長さには出来ないので、急斜面ではちょっと長すぎるかなとも思いました。が、グリップが長いので持つ位置を変えて対応出来ます。軽さや操作のしやすさを考えると、ここはちょっとだけ我慢せざるを得ないでしょうか。なので急な登りでもストックの頭を上から持ちたい!という方には向いていないストックです。

また、ストックのヘッドが小さいので手が大きい男性は握りにくいと感じるかも知れません。ただ、女性にはちょうどいいと思います。

僕は今のところ満足しています。今後も積極的に使っていきます。


タグ:ストック
posted by マツモトケイジ at 01:55| Comment(0) | ギア