2013年08月26日

メトリウス P.A.S(パーソナルアンカーシステム)

今回紹介するのは、メトリウスの「P.A.S(パーソナルアンカーシステム)」です。セルフビレイを取るときなどに使います。



一般的には「デイジーチェーン」などと呼ばれますが、デイジーチェーンは輪っかになっているスリングを何カ所か縫い合わせて鎖状にしたものです。それもセルフビレイなどに使う様ですが、縫い付け部分に負荷が掛かると糸が切れてしまう事があるそうです。

一般的なデイジーチェーンの場合はエンドループ以外は強度が2kNしかありません。P.A.Sの場合は全ての輪っかに22kNの強度があります。という事で、チェーンタイプのP.A.Sを勧められたので買ってみました。

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青い部分が先端で、そこにカラビナを付けます。反対の末端をハーネスのウエストベルトとレッグループにタイオフで繋ぎます。

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チェーンになっているので長さ調節は自由に出来ます。自分の位置とアンカーの位置で長さを調節します。

クライミングでセルフビレイをするほかに、危険箇所のフィックスロープや鎖にビレイを取って歩く事もあります。その場合は途中、ボルトや結び目などで掛け替えが発生します。そこでは写真の様にカラビナを2個付けておいて1個を掛けて安全環を締め、もう1個を外すという操作をします。

インドアクライミングでは使いませんが、外岩や岩稜帯ではしばしば使います。そういう場所に行く場合は1個持っておくとなにかと便利な装備です。

注意点

こういったスリングの場合、ロープと違って伸びないので衝撃は全く吸収しません。セルフビレイを付けたままアンカーよりも上に登ってそこから落ちると落下のエネルギーがダイレクトに体に伝わります(いわゆる落下係数2の状態に簡単になります。参考リンク)。非常に危険なのでセルフビレイを取ったまま上に登ってはいけません。セルフビレイは自分より上にあるように注意しましょう。




posted by マツモトケイジ at 13:48| Comment(0) | クライミング
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