2014年10月07日

キャッシュ型オフラインGPS Geographica(ジオグラフィカ)

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Geographica公式サイト
http://geographica.biz/




新しいGPSアプリを作りました。名前はGeographica(ジオグラフィカ)です。DIY GPSで培った登山用GPSアプリのノウハウをすべて投入しました。地図はGoogleMapのようにオンラインから取得し、それをアプリ内にキャッシュすることで、携帯圏外の山奥でも地図表示とナビゲーションを実現します。7月のモンブラン登山ではプロトタイプのテストを行い、全行程のログ記録に成功しています。

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基本機能はDIY GPSと同様で、トラックの記録、ルート案内、シェイクスピーチ機能などDIY GPS独自の機能も搭載しています。まぁ、作ってるの同じ人間ですからね。DIY GPSの仕様を洗練させ、データのフォルダ管理やルートのスタートとトラック記録のスタートを連動させる機能(トラックリンク)なども搭載しています。

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DIY GPSは増築を繰り返し、全体的に無理がある構造になってしまいました。Geographicaは最初から入れるべき機能が判ってますから、それらを無理なく配置してあります。

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『よく行う操作は少ないタップ数で、たまにしか必要無い操作は目障りにならない場所に』というコンセプトで、最初からデザインされたGPSアプリです。

一度使ったらDIY GPSには戻れないほど快適です。

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アプリ本体は無料です。もし気に入ったらアプリ内課金で機能制限を解除する『機能制限解除』を購入していただく方式になっています。

facebookページ
最新情報はコチラから。


Geographica - Keiji Matsumoto

インストールはコチラから




posted by マツモトケイジ at 16:10| スマートフォン

2014年02月16日

山でiPhoneを使うために



今回紹介するのは、山でiPhoneを使うためのグッズ類です。iPhoneは防水ではないので濡れたら壊れちゃいます。また、タッチパネルは手袋を付けていると操作出来ません。

でもカメラやGPSとして使いたい!という場合もあります。そんな時は色々なグッズを利用することになります。

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僕がiPhoneを山で使う場合、上の写真みたいになります。防水ケース、ストラップ、タッチペンを付けています。

防水防塵



まずは防水防塵。最近は種類も増えてきましたが、LifeProofが定番です。ネット以外でも、家電量販店やスポーツ用品店などで売られています。

ただのプラスチックケースのクセに9000円程度とお高めなのが難点ですが、これを付けておけば雪山でも大雨の夏山でも安心してiPhoneを使えるようになります。山でiPhoneを使うなら必須の装備と言えましょう。



水没させてもへっちゃらです。詳しくはコチラ。

ストラップ



グローブをしてて、しかも防水ケースに入れたiPhoneが濡れている場合なんかは落としてしまう危険があります。ただ地面に落ちるくらいならケースが保護してくれるかも知れませんが、崖や川などに落としてしまうと回収できなくなってしまいます。という事で、サンワサプライの幅広ネックストラップを使っています。

幅が広いので締め付け感があまりなく、着脱もワンタッチ。首から下げてジャケットの胸ポケットなどに入れています。クライミングの時はハーネスのギアラックに結んで、ズボンの太股ポケットに入れたりもします。

iPhoneをその辺に忘れることも防げるので、外出する時は日常でもネックストラップを付けています。という事で、日常用でiPhone5S、5、4S用と山用で1本、同じストラップを全部で4本持っていますw。

タッチペン



夏は素手で使えるのであまり必要無いのですが。冬は手袋の上にオーバーグローブも付けるので、流石にタッチパネルを操作出来ません。スマートフォン対応の手袋もありますが、スマートフォン対応のオーバーグローブはあまりありませんし、オーバーグローブを付けたモコモコの指でタッチパネルを操作するのは大変です。

という事で便利なのがタッチペン。マルチタッチは出来ませんが、写真を取ったりアプリをちょっと使う程度なら問題無く使えます。これがあると無いとでは大違い。雪山で素手になると凍傷になりかねませんからね。

僕は短いタッチペンの紐をストラップに結んで使っています。

充電器



山でiPhoneをGPSとして使うのなら充電器は必須です。GPSとして使った挙げ句バッテリーが切れて、その上で遭難した場合は電話で助けを呼ぼうにも呼べなくなってしまいます。そこまで深刻じゃないにしても、電池が切れてしまうと帰りの道中で不便だったりします。

そんな場合に備えて、山でiPhoneを使うのなら携帯充電器を持っていきましょう。最近は10,000mAhで3000円程度のバッテリーが主流です。iPhoneなら4回フル充電出来ますから、2泊3日くらいなら余裕でまかなえます。

最初に紹介したLifeProofはケースを着けたままケーブルの口だけ開けて充電出来ますので、行動中や休憩中に充電するのも簡単です(もちろん、その時は防水性を失います。水濡れに注意)。詳しくはコチラ。




まとめ

と言うわけで、ケース、ストラップ、タッチペン、充電器があれば登山でも快適にiPhoneを使う事が出来ます。高性能なハードウェアと便利なアプリを使えば登山はより楽しく、安全になると思います。是非お役立てください。

僕のアプリ、DIY GPSもよろしくお願いいたします。

http://diygps.net/




posted by マツモトケイジ at 17:21| スマートフォン

2013年02月21日

iPhoneアプリ DIY GPSのルート案内

今回紹介するのはiPhoneアプリの「DIY GPS」です。とか、しれっと書いてますが開発したのは僕です。ついに自分が作ったアプリを紹介するに至るネタ切れ加減。まぁ、でも役立つ情報書くので読んで行ってくださいよ。

公式サイト
http://diygps.net/

AppStore DIY GPS
https://itunes.apple.com/jp/app/deng-shanapuri-diy-gps/id393724766?mt=8

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DIY GPSはiPhone用のGPSアプリで、地図などを自分で設定して使うから「DIY(自分でやる)」という言葉が名前に入っています。地図をiPhoneの中に保存するから通信圏外でもGPSとして使える訳です(携帯に圏外でもiPhoneのGPSは動きます)。地図はカシミール3Dを使えば比較的簡単に設定することが可能です。

地図の設定について、詳しくはコチラ。

DIY GPSには「ルート案内」という機能があり、設定した地点までの直線距離、標高差、到着予想時間を表示出来ます。使ってみると便利なのですが、ルートを自分で作るというのはなかなか面倒だし、やった事がないと難しいように思えます。今回は、ルートを作ってDIY GPSで使うまでについて書きたいと思います。

カシミール3Dでルートを作る

カシミール3DはWindows用の地図アプリで、無料で使えます。

公式サイト
http://www.kashmir3d.com/

国土地理院の地図なら無料で使えます。初めて使う場合はスタータキットでインストールするとよいでしょう。

カシミール3D スタータキット
http://www.kashmir3d.com/kash/kashget.html#kashmir3dsk

インストールなどは出来てる前提で話を進めます。

ルートを作る場合は、ルートのスタート地点で右クリックをして、新規作成→ルート作成を選びます。

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次に、適当な位置にルートを作っていきます。ルートを構成する点をウェイポイントと呼びます。ウェイポイントはチェックポイントの様な物です。普通は登山口や分岐、水場、山頂などをウェイポイントにします。

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ルートの最後までウェイポイントを打ち込んだら、右クリックでメニューを出して「確定」を選びます。これでルートが出来上がります。ここではウェイポイントが6つあるルートを作ってます。

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ウェイポイントの名前は自動で番号が付けられていますが、普通は判りにくいので名前を設定します。各ウェイポイントにマウスカーソルを合わせて右クリック、ポイントの操作→プロパティで名前を入力します。面倒ですが設定しておくと後で楽しく使えます。

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ルートが完成したらルートにマウスカーソルを合わせて右クリック、ルートの操作→ファイルへ書き出しでルートを保存します。.gpxという拡張子のファイルが出来上がります。それをDropboxでiPhoneに送ります。

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ルートはBluetoothで共有出来ますので、グループ内にDIY GPSユーザーがいて、その人がルートを作れるなら共有で貰ってもいいと思います(毎回頼まなきゃいけないし、その人が一緒に行かない時に困るので自分で作れた方が良いとは思いますが)。

ルートをインポートする

パソコン側でGPXファイルを作って、それをDropboxで共有するとiPhoneからアクセス出来るようになります(iPhoneにDropboxをインストールしてあるのが前提です)。

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DropboxでGPXファイルを開くと、上の画像みたいにゴチャゴチャと表示されます。右下のエクスポートボタンを押します。

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すると対応アプリの一覧が表示されます。対応アプリといってもGPXという拡張子に対応しているだけで、ルート用のGPXファイルに対応しているアプリはそんなに多くありません。DIY GPSのアイコンをタップして開きます。

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OKボタンを押してインポートします。処理は普通は一瞬で終わります。

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DIY GPSのルート一覧画面を開くと、インポートしたルートが表示されます。一番上が今インポートしたルートです。高尾山口から稲荷山コースで高尾山頂を目指すルートです。

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「案内」ボタンを押すと、上の画像みたいに選択肢が表示されます。駅から山頂まで行く場合は「案内開始」を押します。逆に、山頂から降りてくる場合は「逆ルート案内」を押します。すると、山頂から駅までのルートとして動作します。

ルート案内画面

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実際にルート案内を動かすと上の様になります。山頂に赤い★が表示されていますが、ゴール地点の意味です。距離に僕の家からの分が加算されていますが、駅から山頂まで1時間40分と予想しています。山と高原地図で確認すると、駅から稲荷山までが50分、稲荷山から高尾山までが50分で、合計1時間40分です。ちょうど同じコースタイムが計算されています。

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下りの場合は1時間22分という計算になっており、これも山と高原地図で確認すると40分ずつで1時間20分です。結構近いコースタイムを計算できています。

ルート案内をみんなも使おう!

ルート案内の機能は約1年半前から作っていますが、かなり便利な機能になりました。僕はDIY GPSの画面を見て現在地を確認するより、残りの距離や時間を見る方がメインになっています。見通しが効く一般登山道を歩く限り、重要なのは地図上の現在地ではなく「あとどれくらいで着くのか?」だったりします。いっそ、ルート案内の機能だけ抜き出して地図無しのナビアプリでも作ろうかな?って思うほどです。

ルート案内はルートを作ってインポートして使うという、手順がやや面倒くさい機能です。でも、使ってみるとこれが楽しい。1年半掛けて改良し続けてきたこだわりの機能です。是非多くの方に使っていただきたく思います。


タグ:デジタル
posted by マツモトケイジ at 21:06| Comment(0) | スマートフォン