2017年02月06日

ミドリ安全 帽子用インナーキャップ バンド付き




今回紹介するのは、ミドリ安全の『帽子用インナーキャップ バンド付き』です。500円しない激安価格です。



Amazonで朝注文したらその日の夜に届きました。正直そこまでお急ぎしなくてもいいんですが、届いちゃったんだから仕方ない(プライム会員です)。

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見た目はこんな感じ。正面から見るとこんな感じ。重さは86gです。

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後頭部部分にバンドがあり、ズラすことでサイズ調整が出来ます。

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裏側。頭頂部部分がバネ状になっており防御力を高めつつ蒸れるのを防ぎます(それでも蒸れることは蒸れる)。

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調整バンドはこんな感じ。

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装着後にズラせばいい感じにフィットします。

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サイドにスリットがあるので、ここに顎紐を通せば衝撃を受けても外れないように出来ます。

なんの安全規格にも通っていないのでクライミングや岩稜帯で使うには強度的に不十分です。が、低山の一般ルートを歩く場合に着ける程度にはいいんじゃないかと思います。

一般登山道でも落石はありますし、転倒して頭を打つこともあります。でも、かと言ってクライミング用ヘルメットを着けてハイキングコースみたいな道を歩くのは気が引けます。そんな場合にはピッタリです。

欠点は、これを着けてそのままだと『教団っぽさ』がすごいところ。

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ヘッドギアの様ですね。僕なら近づきません。

教団感を消すには帽子が一番。

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帽子にスッポリ入ります。っていうか『帽子用インナーキャップ』って商品名でしたね。

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帽子の折り返し部分に入れれば、装着感も良くなりますし汗の不快感も緩和できます。

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後頭部から調整ベルトがちょっと見える程度です。

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ベルトは外すことも出来ますが、後頭部保護やフィット感のためにそのまま使うのがよいでしょう。

黒もあります。こちらの方が教団っぽさは弱く、髪と同化してバンドも目立たないかも知れません。



重ね重ねですが、クライミングなどにはUIAAやCEなどの規格に準拠したヘルメットを使いましょう。クライミングでの落下や落石に耐える強度はありません。あとは、自己責任です。
posted by マツモトケイジ at 16:41| ギア

2016年10月09日

激安テント時代が来る!

中国勢の参入により劇的に安くなってる登山装備ですが、火器なんか普通に使えて激安で、意外と悪くありません。
調べてみたら、中国製とおぼしき製品を中心にテントも激安製品があるようです。

まずは手始めにケルティのサリダ2。ケルティ自体はアメリカのメーカーでバッグを中心に作ってるらしいですがテントも売ってます。



2人用で約2kg。17,000円くらい。この時点でかなり安く感じますね。エアライズ2とか4万円しますからね。デザインも可愛くて良いですね。

続きまして本格的な激安テント。

謎のブランドTE-2。説明ではワンタッチテントとなってますが、普通のポール式です。重さは1.8kg。仕様と実際の大きさが少し違ったりするようですが、お値段なんと5,000円。



5,000円て。もはや山小屋に泊まるのより安くテントを買えてしまいます。エアライズ2を買った時に『2人で山小屋に3回泊まるとこをテント泊にすれば元取れるな』なんて思ってた訳ですが、5,000円だと1人分の一泊にも足りません。

この値段の2ウォールテントで2kgを切るってのは、5年前には考えられなかったですね。素材が安くなったのと、高い縫製技術の拡散が原因でしょうか。

そしてイレグロのこちら。



なんと4,000円切ってしまいました。もはや交通費より安い。重さは2kg弱だそうなので、元気な学生なんかこれで十分でしょう。1.5kgで4万円、2kgで4千円。僕が学生なら間違いなくこっち買います(今テント持ってなかったら買うかも)。

そして驚きのテントがコチラ、NatureHikeの1人用軽量テント。ペグと張り綱入れて1.5kgくらい。デザインが、どう見てもMSRのエリクサーです。



メーカーロゴまで似せちゃって、ホントに大丈夫でしょうか。お値段8,000円〜9,000円。本家の4分の1ほど。

間違いなく色んなメーカーのコピー商品であり、倫理的にはどうかと思いますが、この価格差だと日本のメーカーに勝ち目はないんじゃないでしょうか。テントを中国の工場に作らせたら設計技術や縫製技術を盗まれたってところでしょう。

今後はテレビやスマホと同じ様に、品質でも価格でも負けて勝ち目は無くなっていくでしょう。しばらくはブランド価値で日本メーカー製品を買う人はいるでしょうが、5年後はどうかわかりません。

登山装備の世界でも日本のモノ作りは負けてしまうんでしょうかね。

まぁでも、正直1つくらい買って試してみたいって気持ちはあります。冗談で買っても惜しくない値段ですからね。



これ買っちゃうかもしんないなぁ。
タグ:テント
posted by マツモトケイジ at 14:29| ギア

2016年03月09日

モンベル ULドームシェルター1型




今回紹介するのは、モンベルの『ULドームシェルター1型』です。

あくまでシェルターであってテントではないのがポイントです。そう、テントじゃありません。

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重さ

本体重量は760g。シングルウォールの本体(430g) とポール2本(スタッフバッグ込み330g)の重さです。

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これに張り綱(200cm×4)13g、ペグ8本(89g 13g×4と9g×4)とグラウンドシート150gを足して1012g、約1kgとなります。

アライテントのエアライズ1の場合、本体が1360gでペグ12本156g(13g×12)と グラウンドシート150gで1666gなので654g軽いですね。フライシートがない分軽いって事です。

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張り綱とグラウンドシート

張り綱は付いてないので別に1.8mmの蛍光ロープを買いました。張り綱の設置位置が高いので2mずつ4本にします。自在結びで本体に結んで反対側も自在結びにしておきます。自在金具などを付けると無駄に重くなるので自在結びで済ませちゃいました。

 


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グラウンドシートはアライテントのアンダーシート1型にしました。長さが205cmなので5cm長いのですが許容範囲です。ドームシェルターは生地が薄いのでグラウンドシートを使った方がいいと思います。モンベルのグラウンドシートはゴツすぎるのでアライテントにしました。

張り方

1.まずポールを2本伸ばします。結構長いので周りに人やテントがある時は注意してください。
2.出入り口が風下になるように方向を決めます。
3.次に本体を地面に広げます。必要ならグラウンドシートを先に広げておきましょう。
4.グラウンドシートとテントの四隅をペグで固定します。
5.本体内部にポールを入れて、奥の隅にあるポール受けに先端を合わせます。ここで位置を外すと簡単に穴が開くので要注意。
6.ポール受けに先端が収まったら対角線の隅にあるポール受けにポールの反対側先端を合わせます。この時風の影響を受けやすいので4で地面に固定しました。
7.もう1本のポールも同じ様にセットします。
8.テントの中に入ってポールをベルクロで止めます。全部しっかり止めてください。
9.4で固定したグランドシートのペグは、位置が悪かったら直してください。
10.張り綱をペグで固定したら完成です。

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最初はポールのセットが難しいですが、慣れれば5分程度で設営できます。やむを得ずビバークする事になっても狭いところに張れるので便利です。

広さ

床面積は100cm×200cm。一人なら十分な広さです。広々眠れます。二人でも入れますがギューギューで炊事などは出来ないでしょう。緊急避難で入る程度ですね。

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防水性能

普通の雨なら問題ありませんが、暴風雨になると判りません。木の下に張ると木から落ちてくる大粒の水滴が本体の耐水圧性能(耐水圧600mm)を越えて雨漏りします。大粒の水滴が落ちてきそうな場所には張らないのが肝要です。あとは雨が降るのが判ってるなら普通のテントを使った方がよいでしょう(もしくはそもそも行かない)。

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ちなみに、実際に雨漏りしたときはシェルター内で傘をさしました。シュラフカバーを使っていたのでそこまで悲惨にはならなかったですが、30分おきに壁と床を拭いてしのぎました。

こないだ『そらのした』のドロップルーフというサービスで撥水コーティングをしたので、その効果がどのくらいなのか雨の日に試してみたいなぁなどと思っています。試したらまた紹介します。

結露

外が寒い場合、そこそこ結露します。生地は極薄ナイロンにウレタンコーティングなので通気性も透湿性はありません。中が湿気てて外が寒ければ、そりゃ結露するってもんです。結露したら手ぬぐいなどで拭いてください。

寒さ

本体上部と出入り口の2箇所に大きなベンチレーターがあり、そこからガンガン外気が入ってきます。ベンチレーターを完全に閉じる事は出来ません。特に風が強い夜などは冷えます。

でも本体の布に通気性がないのでベンチレーター無しでは酸欠になってしまいます。酸欠 or 寒さの二択ですから寒さを取るしかありません。冬はこのベンチレーターが結露して凍ってしまう事があるそうで、そうなると酸欠の一択ですから、このドームシェルターは冬は使わない様に、となっています。冬は素直にテントを使うのが吉でしょう(フライシートがあると全然違います)。

シェルターはシェルターです

説明書やモンベルのウェブサイトにも書いてありますが、あくまでテントではなくシェルターで、快適なキャンプを実現するためのギアではありません。水が浸みてくる事もあれば結露することもあるし寒い事もあります。それでも全部込み込み1kgという軽さを取るか、重くてもテントを担ぐかという選択です。

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快適さを割り切って軽さを実現した割り切りの商品です。ですから使う方もそれなりの覚悟が必要です。

個人的には気に入ったので、雨予報を避けつつ無雪期の単独縦走では積極的に使っていこうと思いました。

アウトレットで販売中

なお、上記の様な問題があるためか、現在モンベルのオンラインストアでアウトレット販売されています。

こちら。税込み27,756円です。

私は楽天で15%オフの29500円買って、まぁまぁ安く買えたかなぁと思っていましたがそれよりも2000円近く安くなってしまって悔しいですw。

安くて軽くてコンパクト、いくつか問題はありますが一人用のシェルターが欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか。
posted by マツモトケイジ at 15:06| ギア