2015年10月11日

S&B せいろ蒸し赤飯(などのパックご飯)

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先日、瑞牆山荘から奥多摩駅まで4泊5日で縦走してきました。距離は大体70km。トレランの人なら24時間で走り切っちゃう距離ですが、20kgくらいあるザックを背負って歩くのはこたえました。

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細かい話はまたどっかに書くとして、今回は食事の話。主食として菊水の寒干しラーメンとS&Bのパックご飯を持って行ったんですが、パックご飯がなかなか良かったです。

スペック

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■S&B せいろ蒸し赤飯
重量:176g
内容量:160g
ゴミの重さ:16g
カロリー:303kcal
価格:160円くらい

比較対象としてアルファ米のスペックはコチラ。

■尾西 赤飯
重量:117g
内容量:100g
ゴミの重さ:17g
カロリー:369kcal
価格:300円くらい

装備として気になるのは重さ、栄養的にはカロリーでしょうか。

・アルファ米の方が60gくらい軽い。
・アルファ米の方が63kcal多い。


4泊5日の朝と夜に食べるとすると8食なので、全食パックご飯にすると1.4kgでアルファ米より480g重くなります。ただ、毎食ごとにその差は埋まっていくので食べれば食べるほど楽になります。

多少のデメリットがありつつパックご飯を選んだのは、それなりにいいところがあるからでして。

パックご飯のいいところ

・安い
まず値段が安い。アルファ米と比べて半額くらいです。8食だと1,000円くらい安くなります。テン場代1回か2回分になります。もしくは山小屋の缶ビール2本。

・美味しい
尾西のアルファ米は美味しいけど、でもやっぱアルファ米です。パックご飯はモチモチ感とコシがあって美味しいです。

・すぐ食べられる
アルファ米は熱湯で20分、水なら1時間掛かります。パックご飯の場合はご飯をコッヘルに入れて少量の水を入れて火に掛けて蒸せば5分ほどで食べられます。そんなに寒い季節でなければそのまま食べられます(少し固いけど)。
ただ、真冬だと糊化、または凍ってしまうのでそのままは厳しいです。

という訳で、結構いいところもあったりします。

美味しい食べ方

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■基本
1.パックを開けてご飯をコッヘルに投入。
2.50mlくらい水を入れて火に掛け、5分ほど蒸らす。
3.蒸し上がってお湯が残っていたら捨てるか飲むかもうちょい蒸す。

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■応用
1.コッヘルで250mlくらいお湯を沸かす。
2.沸いたら200mlでみそ汁やスープを作る。
3.残りのお湯でご飯を蒸らし、みそ汁を飲みながら待つ。
4.蒸し上がりにお湯が残っていたらみそ汁に足しちゃう。

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お湯を多くしておかゆにすることも出来ますし、ラーメンを作って食べた後の汁に白飯を投入して煮込んじゃってもいいと思います。工夫すれば早く美味しく安く済みます。

まとめ

山で自炊となると、ついアルファ米を選びがちですがパックご飯もなかなかやりおるよ?という記事でした。

登山をはじめた当初はアルファ米を山道具屋さんで買ったりしてました。でも最近は普通のスーパーでもフリーズドライ食品を扱ってたりして、安くて品揃えもいいので山用の食料はもっぱらスーパーで買っています。

久しぶりに更新したので、色々やり方忘れてましたw。また気が向いたら更新します。
タグ:食料
posted by マツモトケイジ at 08:22| 食べ物

2014年10月07日

キャッシュ型オフラインGPS Geographica(ジオグラフィカ)

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Geographica公式サイト
http://geographica.biz/




新しいGPSアプリを作りました。名前はGeographica(ジオグラフィカ)です。DIY GPSで培った登山用GPSアプリのノウハウをすべて投入しました。地図はGoogleMapのようにオンラインから取得し、それをアプリ内にキャッシュすることで、携帯圏外の山奥でも地図表示とナビゲーションを実現します。7月のモンブラン登山ではプロトタイプのテストを行い、全行程のログ記録に成功しています。

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基本機能はDIY GPSと同様で、トラックの記録、ルート案内、シェイクスピーチ機能などDIY GPS独自の機能も搭載しています。まぁ、作ってるの同じ人間ですからね。DIY GPSの仕様を洗練させ、データのフォルダ管理やルートのスタートとトラック記録のスタートを連動させる機能(トラックリンク)なども搭載しています。

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DIY GPSは増築を繰り返し、全体的に無理がある構造になってしまいました。Geographicaは最初から入れるべき機能が判ってますから、それらを無理なく配置してあります。

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『よく行う操作は少ないタップ数で、たまにしか必要無い操作は目障りにならない場所に』というコンセプトで、最初からデザインされたGPSアプリです。

一度使ったらDIY GPSには戻れないほど快適です。

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アプリ本体は無料です。もし気に入ったらアプリ内課金で機能制限を解除する『機能制限解除』を購入していただく方式になっています。

facebookページ
最新情報はコチラから。


Geographica - Keiji Matsumoto

インストールはコチラから




posted by マツモトケイジ at 16:10| スマートフォン

2014年06月19日

地図の登山道について




地図の登山道は結構間違っています

DIY GPSのテストとトレーニングを目的として鳳凰三山に登ってきました。歩行中のログを取りましたが、地図の登山道とはかなりずれていました。

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クリックすると拡大します。

黒い線が地図(これは山旅倶楽部)の登山道で、赤いのがGPSログです。この様に地図の登山道はGPSログの結果と比べるとかなり違う事が判ります。GPSログの精度は半径5m〜10mでしたのでかなり正確です。それでこれだけずれるわけですから、地図の登山道が間違っている(あるいは測量当時と変わった)と言えます。

鳳凰小屋に向かう登山道の『白糸の滝』周辺は地図とGPSでかなりずれがあります。ここは新しい道が出来ていました。ただ、少なくとも4年前には変わっていました。そういう変更はこの地図には反映されていないということになります。

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ここの登山道変更は2014年版山と高原地図でも反映されていません。2010年に通った時はすでに違う道になっていましたので少なくとも4年は放置されている事になります。登山道の形については国土地理院の地図を元にしている地図は全て情報が更新されていないようです。

あとついでに細かい突っ込みをすると、山と高原地図アプリはログの線をかなり太く描きます。必要以上に太いです。これ、おそらく実際のGPSログと登山道がかなりずれている事を自覚しているからです。線が細いとずれが目立つので太くしているのでしょう(これで設定は『普通の太さ』です)。あんまりスマートなやり方とは思えません。

ポイントの位置が違う場合もあります

また、薬師岳から伸びる中道の途中には御座石(ございし)という岩があります。山と高原地図アプリの画面で見るとカクッと曲がった場所にあります(画面中央やや右下)。

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こういう岩です。標識にも御座石と書かれています。

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この御座石ですが、実際はもう少し上の方にあります。

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GPSの表示、ログ、写真を撮った時間で確認しました。山と高原地図の位置とはかなり違います。では山と高原地図や山旅倶楽部の地図がおかしいのはなぜなのかと言えば、元の地図である国土地理院の地図に描かれている登山道が現状と違うからです。

そもそも国土地理院の地図が違う

国土地理院の地理院地図をカシミール3Dで表示し、GPSログを重ねました。赤い線がGPSログです。

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赤い線がGPSログで黒い点線が地図の登山道です。ずれてますね。山と高原地図は国土地理院の地図を元にしていますので(地図にそう書いてあります)、当然登山道もずれるわけです。御座石の位置が間違っているのは昭文社の問題でしょうけど。山と高原地図の画面に国土地理院の地図を重ねると、登山道の表記がピッタリ一致し、同様にずれています。

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見づらいですが、紫の線と黒い点線が重なっています。

つまり、地図に載っている登山道やポイントの位置は実際と違う場合が多々あります。これは南アルプスの一部分ですが、奥多摩でも八ヶ岳でもずれている場所はいくらでもあり、正しいのは『精度が高い状態のGPS』です。登山道の表示についてはかなりの間違いがあることを覚えておいて下さい。

しかし、国土地理院の地図はともかく、毎年改訂版を出す山と高原地図は現地の調査員がこういう間違いを直していかないといけないと思います。じゃないと改訂版の意味がないですよね。GPSを使えば登山道の記録なんて簡単に出来るわけですし、御座石の位置はもうずっと間違ったままです(少なくとも4年前から)。いかがなものかと思います。

まとめ

・地図の登山道は結構間違っているのでGPSの現在地と道がずれていても慌ててはいけません。
・ポイントの位置もずれている事があります。
・GPSの現在地表示は『精度』を見て信憑性を判断して下さい。
・地図もGPSも過信は禁物です。
posted by マツモトケイジ at 09:19| 登山情報